最重症の主婦湿疹の対処法

主婦湿疹の「最重症」の状態とは、
ジクジク汁が出て、肌は真っ赤、皮膚がゴワゴワしてコケのように厚い、
ゴリゴリしこりのようになっているというような状態です。

 

このような時は、強めのステロイドの軟膏やクリームを使いますが、
それでもそのまま薄く塗りこんだとしてもあまり効き目がありません。

 

最重症の主婦湿疹の場合は、薬がよく効くように、
薬の塗り方を工夫していく必要があります。

 

さて、最重症の主婦湿疹には、「結節性痒疹」、
「苔癬化」というようなタイプがあります。

 

それぞれのタイプ別に、対処法をみて行きましょう。

結節性痒疹

米粒からあずきくらいの大きさの湿疹で、
色は赤黒かったり茶色だったりします。

 

触るとゴリゴリとしたしこりのようになっています。

 

このような発疹を「結節性痒疹」と言います。

 

結節性痒疹は、範囲が少なくても、
とても痒く、気が変になりそうになるほどです。

 

そして、最も強いステロイド薬を使うことが必要ですが、
ただ塗るだけではすぐに薬が取れてしまうため、
工夫することが必要です。

 

・ステロイド入りのテープ

 

しこりよりも一回り大きくステロイド入りのテープを切って貼ります。

 

たくさんできていると面倒ですが、
お風呂上りに一度貼っておけば、一日中取り替えなくても大丈夫です。

 

テープに薬が密着しているため、
効果もじっくりと出てきますし、
透明や肌色のテープなので、見た目も目立ちません。

 

・薬をガーゼに伸ばして貼る

 

ステロイドと、亜鉛華単軟膏を混ぜ、ガーゼに塗って、
主婦湿疹が酷い部分に貼ります。

 

その上から包帯で巻くなどして、じっくりと薬を皮膚に吸収させます。

 

昼間はステロイドテープを貼っておき、
夜は、ガーゼに延ばした薬でじっくり治すという方法もあります。

 

いずれにしても、効果の出方については、医師に報告しておくと良いでしょう。

苔癬化(たいせんか)

苔癬化とは、湿疹が治らない期間が長期間に及び、
同じ場所に湿疹が繰り返しできてしまい、
皮膚が赤黒〜茶色のような感じで、
ゴワゴワした苔の様に盛り上がってしまっている状態の主婦湿疹です。

 

とても痒く、患者さんのなかには、
皮膚を切り取って欲しいと医師に伝える人もいるほどです。

 

しかし、この苔癬化にも、ステロイドと亜鉛華単軟膏を混ぜたものを
ガーゼに伸ばして患部に貼るという方法が効果的です。